「NewJeansが活動できないって本当？」そんな驚きと不安を感じたファンの方も多いのではないでしょうか。2025年3月、韓国の裁判所はNewJeansのメンバーによるソロ活動や広告出演を一時的に禁止する“仮処分”を決定しました。この記事では、その背景や今後の展開、そしてファンとしての関わり方について、分かりやすくお届けします。
事務所との契約解除とその背景
2024年11月、NewJeansのメンバーたちは、所属事務所である「ADOR」との専属契約を解除したいと申し出ました。理由は、事務所からの十分なサポートが得られないことや、他アーティストとの不平等な扱いがあったと感じたためとされています。
その後、メンバーたちは「NJZ」という新たな名称で独自に活動を開始しようとしましたが、ADOR側は「契約は現在も有効」と主張。裁判所に対し、NewJeansの芸能活動を差し止める仮処分を申請しました。
※ADOR（HYBE傘下）の情報については、HYBE公式サイトをご覧ください。
裁判所の判断とは？
2025年3月21日、ソウル中央地裁はADORの主張を一時的に認め、NewJeansが独立して活動することを禁止する仮処分を発令しました。
裁判所が重視した主なポイントは以下の3点です：
- ADORが契約上の管理権を保持していること
- 信頼関係の崩壊を裏付ける明確な証拠が不足していること
- 一方的な契約解除に正当性が認められないこと
👉 判決の詳細は、聯合ニュースの記事も参考にしてください。
なお、この仮処分は本訴訟が始まるまでの暫定的な措置にすぎません。最終的な判断は、今後の本裁判で下される予定です。
メンバーたちの現在の対応
判決に対して、NewJeansのメンバーたちは「まだ終わりではない」と前向きな姿勢を示しています。2025年4月3日には本訴訟の初審が予定されており、そこで彼女たちは改めて自身の主張を伝えるとしています。
また、メンバーたちは「ファンの支えが一番の力になる」と語っており、世界中のファンへの感謝の気持ちを発信し続けています。
K-POP業界での類似事例
K-POP業界では、過去にも事務所との契約トラブルによってアーティストの活動が制限された事例があります。代表的な例としては以下の通りです：
- JYJ（元TVXQメンバー）
- EXOの中国人メンバーたち
- Fifty Fiftyの契約紛争
これらのケースでは、契約期間の長さや不公平な待遇などが問題視され、業界全体に改革を促すきっかけとなりました。
ファンとして今できること
「何か応援したいけど、何をすれば…？」というファンの皆さんに向けて、今できるアクションを紹介します：
- メンバーのSNSをフォローして、ポジティブなメッセージを届ける
- 正確な情報を拡散し、誤解やフェイクニュースを防ぐ
- 過去の楽曲や映像を楽しみ、支持の気持ちを行動で示す
どんなに小さな行動でも、アーティストにとって大きな励みになります。
今後の展開はどうなるの？
2025年4月3日の本訴訟での審理結果により、以下のようなシナリオが考えられます：
- NewJeansがソロ活動を再開できるようになる
- 契約解除が正式に認められ、独立活動が可能になる
- 契約が継続され、活動制限が今後も続く可能性もある
いずれにせよ、彼女たちは音楽とパフォーマンスで自分たちの未来を切り拓こうとしています。
まとめ：希望を持って応援しよう
ファンにとって最も大切なのは、冷静に状況を見守りながら応援を続けることです。今回の問題はまだ終わりではなく、今後の裁判次第で展開が大きく変わる可能性があります。
NewJeansの努力と想いが実を結び、再びステージで輝く日が来ることを信じて、これからもあたたかく見守っていきましょう。
